ツルドクダミ

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タデ科 Polygonaceae
根が不老長寿の漢方としても知られる薬草。海岸や河原などで他の植物にからみついて広がっています。雌雄同株。
茎はツル状で長さ1-2m、葉は互生し、3-9cmの卵形で基部は心形、やや短い柄があります。托葉鞘は短い筒形で膜質。
花序は頂生、腋生でよく分枝して全体で円錐状となり多数の花を付けます。萼は5深裂し、片は1.5-2mm、花後、雌花の花被片は翼状に大きくなって果実を包みます。同所的にあるツルソバは、葉の基部が切形~浅く広い心形、花序は短く、花も両性花で形もいかにもイヌタデ。

 

2020.10.3 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 実2
  • 葉2
  • 葉3

ツルドクダミ-全体

海岸のいたるところにはびこり、咲いていました。
(2010.10 千葉県館山市)

ツルドクダミ-全体2

葉は互生し葉腋から花枝を伸ばして花序を付けます。
(2010.10 千葉県館山市)

ツルドクダミ-花

花被は5裂。
(2010.10 千葉県館山市)

ツルドクダミ-実

(2020.10 千葉県館山市)


ツルドクダミ-実2

(2020.10 千葉県館山市)


ツルドクダミ-葉

葉は互生、卵形で基部は心形、柄があります。
(2010.10 千葉県館山市)

ツルドクダミ-葉2

(2019.11 千葉県館山市)


ツルドクダミ-葉3

葉裏。
(2019.11 千葉県館山市)

ツルドクダミ-茎

(2020.10 千葉県館山市)