クリンユキフデ Bistorta suffulta


クリンユキフデ

分類
タデ科 イブキトラノオ属
植生環境
山地
開花時期
4-6月 林内
地域
本州以南
特記
 -
特徴
丈は15-40cm、根生葉は5-10cmの卵形で長い柄があり、先がはっきりと尖り基部は心形、裏面は白い。上部の茎葉は茎を挟むように茎を抱きます。根生葉と花茎は別々にならない。
花は茎頂に付く花序は長く、葉腋に付く花序は短い。花には花弁はなく、萼は5深裂、雄しべ8、花柱3。
備考
エングラー : タデ科
類似種
ハルトラノオ : 根生葉の柄に翼があり、葉の基部から流れる。ふつう葉腋に花序は付かない。
撮影地
2008.4 山梨県甲州市  他

クリンユキフデ

よく似たハルトラノオと同じようなところにあって見分けにくいことも多いが、こちらは多少標高の高いところで見られることが多いように感じる。根生葉の基部や柄で見分けられる。 (2018.5 山梨県三つ峠山)

クリンユキフデ

葯はピンク色でした。ハルトラノオは赤いので区別点になるかとも思ったが、図鑑等に一切記述はない。 (2008.5 長野県上高地)

クリンユキフデ

上部の茎葉は無柄で茎を抱きます。葉腋に小さな花序が付く。 (2008.5 栃木県日光市)


キリンユキフデ

葉の基部は心形、柄に翼はない。葉裏は白い。 (2016.4 山梨県三つ峠山)