シロバナサクラタデ Persicaria japonica var. japonica


シロバナサクラタデ

分類
タデ科 イヌタデ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-10月 湿地
地域
全国
特記
 -
特徴
サクラタデに似ていますが、花披片は白で小さい。
丈は0.5-1m、葉は7-16cmの披針形で両端は鋭頭、短柄があり、脈上や縁に毛が見られます。托葉は長い鞘状で、縁毛は長い。
花は弓なりに垂れる総状にややまばらに付き、花弁はなく、萼は5裂で長さ3-4mm。
付記
従来、雌雄異株とされていましたが、近年は花柱や花糸の長さが異なる異形花柱であるとされています。
備考
エングラー : タデ科
類似種
 
撮影地
2010.10 千葉県館山市  他

シロバナサクラタデ

夏に見られた花序。やや花はまばらに付く。TOPは晩秋の花序で花は密に付く。 (2022.7 千葉県木更津市)

シロバナサクラタデ

上:短花柱花 下:長花柱花 両者が交配すると結実する。 (2022.8 静岡県富士宮市 / 2021.9 千葉県山武市)

シロバナサクラタデ

葉は披針形で両端鋭頭。 (2006.9 千葉市)


シロバナサクラタデ

托葉鞘は筒形で先に長い毛があります。 (2015.9 千葉市)