ウナギツカミ Persicaria sagittata var. sibirica
(型) アキノウナギツカミ

2022.9.23 更新
掲載のものは断りがないかぎり (型) アキノウナギツカミです。

ウナギツカミ

分類
タデ科 イヌタデ属
植生環境
開花時期
6-9月 水辺
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は1mほど、株は地を匍い斜上して立ちあがります。茎には下向きの刺毛が見られます。葉は卵状披針形~披針形で基部は矢尻形、短い柄がありますが、茎を抱くような姿になります。托葉鞘は筒形で先端は斜めになります。
花は枝先に数個ずつ頭状に付き、花弁はなく、萼の先端がピンク、下部が白。
付記
従来は春咲きの茎の刺が短く少ないものをウナギツカミ、秋咲きで刺が鋭く多いものをアキノウナギツカミ(P. sieboldi)として分けられていたが、近年は分けない。
備考
エングラー : タデ科
類似種
 
撮影地
2016.10 千葉県山武市  他

ウナギツカミ

葉の基部が茎を挟み込むような形状になるので、わかりやすい種。 (2010.8 長野県霧ヶ峰)

ウナギツカミ

花柄などは無毛のようです。小苞と見られるものが他種より目立ちました。 (2017.10 千葉県山武市)

ウナギツカミ

葉には短柄があり、基部は矢尻形になって茎を挟み込むような姿になります。茎には4稜があり、稜上に下向きの鋭い刺があります。 (2022.9 千葉市)


ウナギツカミ

托葉鞘は筒形で先端が斜めになります。 (2014.10 千葉県山武市)


(型) ウナギツカミ

ウナギツカミ

以前からウナギツカミと呼ばれた春咲きのものの茎。刺が少なくて弱々しい。 (2011.5 静岡市)