ムラサキツリガネツツジ Rhododendron multiflorum var. purpureum
(型) フジツリガネツツジ

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フジツリガネツツジ

分類
ツツジ科 ツツジ属
植生環境
山地
開花時期
5-7月 草地
地域
箱根 富士 御坂
特記
絶滅危惧2類
特徴
濃い赤紫色のヨウラクツツジで、富士周辺の特産。萼や花枝に長い毛があるのが特徴です。
高さは1m程度、葉は2-4cmの倒卵形~広楕円形で表面や縁に粗い毛が見られます。
花は枝先に2~6個ずつ付き、花はやや大きく1.4-1.8cmの筒形で、花色は全体が濃い赤色か、筒部がやや淡い。萼片に長毛が見られます。
花柄の毛が短くて葉表の毛の少ないものはフジツリガネツツジ、花柄や萼に腺毛のないものはハコネツリガネツツジと呼ばれますが、最近はどちらも分けないようです。
備考
エングラー : ツツジ科
類似種
 
撮影地
2014.6 山梨県三つ峠山

フジツリガネツツジ

典型は萼や花柄に長い毛が見られますが、写真のものは毛が短く、フジツリガネツツジと呼ばれるもの。 (2014.6 山梨県三つ峠山)

フジツリガネツツジ

葉は倒卵形手~広楕円形、葉面や縁に毛が見られます。 (2014.6 山梨県三つ峠山)