サラサドウダン Enkianthus campanulatus var. campanulatus
(品種) シロバナフウリンツツジ


サラサドウダン

分類
ツツジ科 ドウダンツツジ属
植生環境
山地 亜高山
開花時期
5-7月 林内 林縁 岩場
地域
北海道南西部~近畿 四国
特記
 -
特徴
ツツジ属の花が終わった後、次に目立つツツジ科の低木。
高さは2-5m。葉は枝先に集まって付き、倒卵状楕円形で縁に細かな鋸歯が見られます。
枝先に総状に花序を付け、花序には5-15個の鐘形の花が付きます。花冠は8-12mm、裂け方は浅く、赤い縦筋が見られます。
花冠に赤みのないものはシロバナフウリンツツジと呼ばれます。
備考
エングラー : ツツジ科
類似種
ベニサラサドウダン : 花色は赤で白みはなく、花冠がやや小さい。
撮影地
2018.5 神奈川県箱根町  他

サラサドウダン

花は総状に5-15個付き、垂れ下がる。花色には多少変化があり、赤みの強いものから白みの強いものまで。 (2018.5 神奈川県箱根町)

サラサドウダン

萼や花柄に毛が見られます。雄しべは10個、葯の先端には芒状に長く伸びた突起が2つずつある。 (2017.6 群馬県赤城山)

サラサドウダン

倒卵状楕円形で縁に突起状の細かな鋸歯があり、葉表に粗い毛が見られました。 (2017.6 群馬県赤城山)


(品種) シロバナフウリンツツジ f. albiflorus

シロバナフウリンツツジ

花色が白く赤味のないものをシロバナフウリンツツジと呼びます。 (2014.6 山梨県三つ峠山)