タラノキ Aralia elata
(品種) メダラ

2023.9.2 更新

タラノキ

分類
ウコギ科 タラノキ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-9月 崩壊地 荒れ地
地域
全国
特記
 -
特徴
山菜「タラノメ」でおなじみの植物。
丈は2-6m、枝には鋭い刺があります。
葉は枝先に集まって付き、2回羽状複葉で50-100cmにもなります。小葉は5-12cmの卵形~楕円形で不規則な鋸歯があります。
花は30-50cmの大きな複散形花序に付き、枝の上部には両性花、下部に雄花が付くことが多い。雄しべ先熟で花弁が落ちてから雌しべが熟します。
刺がないかごく少ないものはメダラと呼ばれます。
備考
エングラー : ウコギ科
類似種
 
撮影地
2017.8 千葉市  他

タラノキ

花序は大きく、30-50cmの複散形花序。 (2018.8 千葉市)


タラノキ

花は雄性先熟。上半分が雄性期で花弁が見られますが、下半分が雌性期になりかけで、花弁は落ちています。柄に毛が見られます。 (2018.8 千葉市)


タラノキ

葉は壮大で、長さ50-100cm、2回羽状複葉。 (2016.8 山形県鶴岡市)


タラノキタラノキ

茎には鋭い刺があり、葉獏にも長い刺と鉤状に曲がった短い刺がある。小葉の脈上にも小刺がある。 (2021.8 千葉市 / 2017.9 千葉県鴨川市)


タラノキ

ご存じ、「タラノメ」。すべての芽を採取するとその木は枯れてしまうので、必ず1つ残すのが最低限のマナー。 (2019.4 千葉市)


(品種) メダラ f. subinermis

タラノキ

タラノキのうち、刺がないか少ないもの。写真は写っている限りではほぼ刺はなかった。数本まとまって見られた。 (2023.5 千葉市)