ヤグルマソウ

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ユキノシタ科 Saxfragaceae
園芸種のヤグルマソウとは別種。
丈は1m前後、車状に裂ける大きな葉が名の由来です。葉は大きいもので80cmにもなり、5全裂し、小葉は倒卵形で先側半分は不規則に浅裂し、その先端はするどく尖ります。
花序は円錐状になり、始め小花序の先端が丸まっています。品は径6-8mmで花弁はなく、ふつう白色ですが、全体に強い赤味を帯びるものは、花もやや赤味を帯びるものが多い。

 

2019.5.22 更新
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ヤグルマソウ-全体

特徴のある5裂した大きな葉で、一目で分かります。
(2013.6 福島県北塩原村)

ヤグルマソウ-全体2

(2017.6 群馬県 旧・水上町)


ヤグルマソウ-全体3

咲き始めの頃。小花序の先端がクルッと丸まっています。
(2009.7 群馬県尾瀬)

ヤグルマソウ-全体4

葉の赤いもの。花も赤味があります。
(2015.5 青森県鰺ヶ沢町)

ヤグルマソウ-花

基部から咲き始めますが、先端の未開花の部分が巻いていて、
チダケサシの仲間のように花序がまっすぐ伸びません。(2015.5 青森県深浦町)

ヤグルマソウ-花2
花弁にも見える萼は始めから開いているので、
どの段階が開花なのかわかりにくいですが、完全に開花する前の部分は巻いています。
この花は軸の赤味が強い。(2015.5 青森県鰺ヶ沢町)

ヤグルマソウ-花3
花に花弁はなく、萼が花弁のようになります。
萼は5-7個、雄しべはふつう8-15個、花柱は2。葉が強い赤味を帯びていた
個体(全体3の写真)は萼なども赤味を帯びるものが多い。(2015.5 青森県深浦町)

ヤグルマソウ-花4

「満開」に近い状態。
(2017.6 群馬県 旧・水上町)

ヤグルマソウ-花5

花柄や花序の軸などには微細な毛が密生しています。
(2017.6 群馬県 旧・水上町)

ヤグルマソウ-花6

最盛~やや終わりかけの状態です。先端が丸まった感じがなくなっています。
(2008.7 岩手県盛岡市)

ヤグルマソウ-蕾

(2019.5 福島県北塩原村)


ヤグルマソウ-実

(2018.7 山形市)


ヤグルマソウ-葉

一番大きいのは一番下の茎葉。下に小さく見えるのが根生葉のようでした。
(2017.6 群馬県 旧・水上町)

ヤグルマソウ-葉2

根生する葉や下部の茎葉は掌状、小葉5枚が車状について、
名前の通り風車のようです。(2008.5 山梨県・旧須玉町)

ヤグルマソウ-葉3

4全裂の根生葉。若い株ではないかと想像します。
(2016.5 岩手県二戸市)

ヤグルマソウ-葉4

上部の茎葉は5裂しないものも多い。
(2008.7 岩手県・旧大迫町)

ヤグルマソウ-葉5

下部の茎葉は茎を抱きますが、上部ではやや不明瞭でした。
(2016.5 岩手県二戸市)

ヤグルマソウ-葉6

根生葉の柄は長く、30-40cm、柄、及び小葉の太い脈上には
褐色の毛が見られ、黒い短毛や白い長毛も見られます。(2016.5 岩手県二戸市)

ヤグルマソウ-芽出し

根生葉の芽出し。
(2017.6 群馬県 旧・水上町)

ヤグルマソウ-芽出し2

雪融け直後の場所で見られたもの。芽吹いてまもないものと思われますが、
みな意外と小さく、葉は5-10cmほど。(2017.5 青森県西目屋村)