ホクリクネコノメソウ Chrysosplenium fauriei


ホクリクネコノメソウ

分類
ユキノシタ科 ネコノメソウ属
植生環境
山地
開花時期
4-5月 沢沿い・水辺の湿ったところ
地域
島根以北の日本海側
特記
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特徴
日本海側に分布するネコノメソウ。
丈は約10cm、茎葉はないか1対が対生し、葉は円形~卵形~楕円形で3cmで、6-10対の鋸歯が見られ、基部は切形で急に狭まって柄に続きます。根生葉は花期にも残ります。茎は赤い。
花は花弁はなく、萼裂片は普通淡緑で直立し、雄しべは8本で裂開前の葯は黒褐色で葯が萼から飛び出さない。苞は葉と同形で黄色。
良く似たボタンネコノメソウは雄しべが萼より長い。
備考
エングラー : ユキノシタ科
類似種
ボタンネコノメソウ : 萼は暗褐色、雄しべは萼より短く、葯は黄色。
ヒメヒダボタン : 萼は淡緑色、葯は黄色。
撮影地
2014.4 新潟県加茂市  他

ホクリクネコノメソウ

茎葉はないか1対が対生、花期にも根生葉は見られます。 (2012.4 新潟市)


ホクリクネコノメソウ

 (2012.4 新潟市)


ホクリクネコノメソウ

萼は直立、ふつう淡緑色ですが、褐色を帯びるものも多い。葯は8本で萼片より長く、暗褐色です。苞葉は鮮やかな黄色。 (2012.4 新潟市)