タチネコノメソウ Chrysosplenium tosaense


タチネコノメソウ

分類
ユキノシタ科 ネコノメソウ属
植生環境
山地
開花時期
4-5月 沢沿いの湿ったところ
地域
関東以西
特記
 -
特徴
ツルネコノメソウに一見似ていますが、走出枝が地上に現れない、根生葉が残る、葉の基部が心形などの違いがあります。
丈は5-10cm、茎葉はないか互生、円形で基部は心形、先の丸い鋸歯があり、柄があります。根生葉は花期にも見られ、茎葉と同形。
花は花弁はなく、萼片は緑色で平開、雄しべは8個で裂開前の葯は黄色。苞は緑色、茎葉と同形~卵円形で3-5個の先の丸い鋸歯があります。
備考
エングラー : ユキノシタ科
類似種
ツルネコノメソウ
撮影地
2012.4 山梨県北杜市  他

タチネコノメソウ

花期に根生葉が見られます。ふつう、走出枝は地上に現れない。 (2016.4 長野県辰野町)


タチネコノメソウ

萼は緑で平開、雄しべは8本で葯は黄色。これらはツルネコノメソウに同じ。 (2011.4 山梨県北杜市)