ヤマホトトギス

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 ユリ科 Liliaceae
花被片が反り返るホトトギス
茎は長さ40-70cm、斜め下向きの毛がややまばらに見られます。葉は8-15cmの長楕円形~楕円形で、先がツンと尖り、毛が見られます。
花は上部の葉腋に散房状に付き、腺毛が多く、花披片が反り返って下を向きます。花被片は15-20mm、紫色の斑は少なく、全体に白っぽい印象。

 

2017.9.10 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 葉2

ヤマホトトギス-全体2

紫色の斑は少ないと言われますが、ここではそうとは限らないようです。
ここのものはこのようなものが半数を占めていました。(2017.9 千葉市)

ヤマホトトギス-全体2

斑が少なく、色の淡いもの。
(2006.9 千葉市)

ヤマホトトギス-花

花被片は反り返ります。内花被片は外花被片に比して幅が狭い。
(2017.9 千葉市)

ヤマホトトギス-花2

花柄に腺毛が見られます。ふつう、花糸や花柱に斑がありますが、
写真のものは少ない。外花被片の基部は短い距になります。(2017.9 千葉市)

ヤマホトトギス-花3

花柱は3裂し、その先端は2裂、腺状突起が見られます。
雄しべは6本ですが、3本は花柱と重なる位置。(2015.9 千葉市)

ヤマホトトギス-花4

咲き始めの時は花被片が必ずしも反曲しません。
(2010.7 群馬県妙義山)

ヤマホトトギス-葉

葉は長楕円形~楕円形、先はツンと尖り、基部は茎を抱く。
(2017.9 千葉市)

ヤマホトトギス-葉2

葉裏。脈上に毛が見られました。面にも見られますがこの写真ではわかりにくい。
(2017.9 千葉市)

ヤマホトトギス-茎

茎には斜め下向きの毛が見られます。ヤマジノホトトギスは斜め上向き。
葉裏の面の毛が写っています。(2017.9 千葉市)