オオナルコユリ Polygonatum macranthum


オオナルコユリ

分類
クサスギカズラ科 アマドコロ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-6月 林内
地域
全国
特記
 -
特徴
ナルコユリと大きさはさほど変わらず、茎の長さは0.8-1.3mほどになり、弓なりになります。葉も15-30cmと大きく、幅もナルコユリより広くて披針形~長楕円形、3脈が目立ちます。葉裏は平滑。
花はナルコユリよりやや少なく、下部では2-4個ずつ、上部では1つ垂れ下がり、筒部は25-35mmとナルコユリより1.5倍ほど大きく、先端部が太まる漏斗状鐘形。花被片は合着し、先端部は緑色。
備考
エングラー : ユリ科
類似種
ナルミユリ : 葉は幅が狭く披針形~狭披針形、花は本種より多数付き、柄に1-5個ずつ、長さ17-23mm。
撮影地
2021.6 群馬県みなかみ町  他

オオナルコユリ

花が大きく、葉の幅が広いのがナルコユリと異なる特徴点。写真は小さな若い株。全体の大きさはナルコユリと同じ。花数はむしろ本種のほうが少ない。 (2019.5 茨城県石岡市)


オオナルコユリ

花はナルコユリより1.5倍ほど大きく長さ25-35mm、先がやや太まる漏斗状鐘形2-4個ずつ付くが、茎の先のほうに付く花は柄に1つずつになることが多い。 (2021.6 群馬県みなかみ町)


オオナルコユリ

葉はナルコユリより幅が広く、長楕円形。3脈が目立ちます。 (2021.6 群馬県みなかみ町)