キチジョウソウ

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クサスギカズラ科 Asparagaceae
ユリ科 Liliaceae
地下茎を伸ばして拡がり、先端から根を出して根際に10-30cmの広線形の葉を左右交互に重なり合うように出します。
その中央から8-13cmの花茎が伸び、穂状に花を付けます。花被片は8-10mmで中部まで合着し、外側は赤く、内側は淡いピンク、先端は反り返ります。雄しべと雌しべは長く飛び出します。

 

2020.11.18 更新
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キチジョウソウ-全体

林内のかなり湿った所に群生しておりました。
(2012.10 東京都高尾山)

キチジョウソウ-全体2

葉は左右交互に重なり合うように出て、その中央から花茎が伸びます。
(2012.10 東京都高尾山)

キチジョウソウ-全体3

(2018.10 千葉市)


キチジョウソウ-全体4

(2020.11 千葉市)


キチジョウソウ-全体5
地下茎は落ち葉に埋もれているだけで、落ち葉を除くと、
このように半ば露出しているものも多くありました。地下茎の先端から根を伸ばし、
そこから葉・花を付ける様子が観察できました。(2012.10 東京都高尾山)

キチジョウソウ-花

花被の外側は赤いので、蕾は真っ赤。花茎も赤い。
(2012.10 東京都高尾山)

キチジョウソウ-花2

(2020.11 千葉市)


キチジョウソウ-花3

花被片の上部は反り返ります。雄しべ雌しべは長く突き出ます。
(2012.10 東京都高尾山)

キチジョウソウ-花4

花被片の下部は合着して筒状、花の基部に苞と思われるものが見られました。
(2018.10 千葉市)

キチジョウソウ-蕾

(2018.10 千葉市)


キチジョウソウ-実

果実は7-8mm。
(2017.11 千葉市)

キチジョウソウ-葉

最初に出る葉はヘラ形で、後に出る葉は次第に細く長くなる。
写真は2-3枚目。(2017.11 千葉市)

キチジョウソウ-葉

葉は広線形。3本の平行脈があり、葉裏を見ると明瞭。(写真は葉裏)
(2017.11 千葉市)