ミツバアケビ Akebia trifoliata var. trifoliata


ミツバアケビ

分類
アケビ科 アケビ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-5月 林縁 疎林
地域
全国
特記
 -
特徴
アケビ同様、甘くおいしい実がなります。
落葉つる性木本。葉は短枝に集まって付き、3出複葉、小葉は2-6cmの卵形で先は少し凹み、波状に鋸歯があります。
花は葉腋に付く総状花序に付き、アケビよりやや長く、先に雄花が10個強、基部に雌花が1-3個付きます。雄花は径4-5mmで雄しべ6、雌花は径1.5cmで雌しべは3-6個。
備考
エングラー : アケビ科
類似種
アケビ : 葉は5小葉で小葉は全縁、雄花も雌花も一回り大きい。
撮影地
2016.4 千葉県館山市  他

ミツバアケビ

葉が3小葉であること、花が小さいのに花序が長く見えることがアケビとの違い。 (2020.4 千葉市)


ミツバアケビ

雌花も雄花もアケビより小ぶりですが、雄花花序の部分が長く伸びます。 (2020.4 千葉市)


ミツバアケビ

葉は3出複葉、小葉には不規則な鋸歯が見られます。 (2016.4 千葉県館山市)


ミツバアケビ

勿論、撮影後に有り難く頂戴しました。 (2020.10 千葉市)