ドクダミ Houttuynia cordata
(品種) ヤエドクダミ

2023.8.8 更新

ドクダミ

分類
ドクダミ科 ドクダミ属
植生環境
里 山地
開花時期
6-7月 林内 林縁
地域
本州以南
特記
 -
特徴
嫌われ者の雑草ですが、漢方薬としても知られており、煎じてお茶になったりもします。
丈は30-50cm、葉は3-8cmの心形ででしばしば赤味を帯びます。
花序は葉腋に付き、花序の径は約3cm、花弁に見える総苞片は4個、花は中央に1-3cmの穂状に多数付き、花弁、萼ともにありません。花柱は3-4個、子房も同数で合着している。
苞が花序に間にも付いて多数となるものはヤエドクダミと呼びます。
備考
エングラー : ドクダミ科
類似種
 
撮影地
2020.6 千葉市  他

ドクダミ

花弁に見えるのは総包片。その上が花序です (2013.6 千葉市)


ドクダミ

花は雄しべ3-8個、花柱は3-4つ。萼、花弁はありません。 (2017.5 千葉市)


ドクダミ

果実。外側に湾曲した花柱3-4個が残っている。子房は合着している。 (2017.8 千葉市)


ドクダミ

葉は卵形、基部はくさび状になったり心形だったりするようだ。 (2017.5 千葉市)


(品種) ヤエドクダミ f. plena

ヤエドクダミ

総苞が多数・・・というより、総苞化せず、1つ1つの花に苞が付いたようなイメージ。 (2010.7 群馬県赤城山)