フサフジウツギ

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フジウツギ科 Loganiaceae
ゴマノハグサ科 Scrophulariacea
外来種とも在来種とも言われますが、石灰岩地やその周囲で見られます。
丈は1.5-3m、よく分枝します。葉は対生し卵状長楕円形、葉裏に星状毛があり、白い。花序は15-20cmほどになり、花は長い筒部があって筒部に毛はなく、先が4裂、裂片は大きい

中国原産の外来種であるという説もあり、環境省等は対策の必要な外来種に指定している。

 

2017.9.8 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 葉2
  • 葉3
  • 茎2
  • 茎3
  • 白花

フサフジウツギ-全体

丈は1.5-3mほど。よく分枝して沢山の花序を付けます。
(2014.9 長野県 旧・長谷村)

フサフジウツギ-全体2

(2014.9 長野県 旧・長谷村)


フサフジウツギ-全体3

上流に石灰岩地を持つ河原に沢山群生していました。
(2011.9 長野県 旧・長谷村)

フサフジウツギ-花

花序は15-20cmほどになります。
(2011.9 長野県 旧・長谷村)

フサフジウツギ-花2

遠目には総状かと思いましたが単純ではなく、言うなれば総状に見える円錐花序。
(2014.9 長野県 旧・長谷村)

フサフジウツギ-花3

2cmほどの長い筒部があり、中間に少し膨らむ部分がありました。萼裂片は鋭三角状。
(2014.9 長野県 旧・長谷村)

フサフジウツギ-花4

花冠は先が4裂しますが、喉部までは裂けていませんでした。筒部に毛があるようです。
(2017.9 長野県 旧・長谷村)

フサフジウツギ-葉

茎はよく分枝し、葉は対生で卵状長楕円形。縁に細かな鋸歯が見られました。
(2014.9 長野県 旧・長谷村)

フサフジウツギ-葉2

葉裏はまっ白。綿毛ではなく、星状毛であるとのこと。
(2014.9 長野県 旧・長谷村)

フサフジウツギ-葉3

葉表にも星状毛が少しあるようです。
(2017.9 長野県 旧・長谷村)

フサフジウツギ-茎

枝にも星状毛があって白い。中央のベロ状のものは、「托葉状付属体」
(2017.9 長野県 旧・長谷村)

フサフジウツギ-茎2

中部の枝。
(2014.9 長野県 旧・長谷村)

フサフジウツギ-茎3

花序付近の枝。
(2014.9 長野県 旧・長谷村)

フサフジウツギ-白花

完全な白ではありませんでしたが、遠目にはほぼ白く見えました。
背景はフジアザミ。(2017.9 長野県 旧・長谷村)