フサフジウツギ Buddleja davidii


フサフジウツギ

分類
ゴマノハグサ科 フジウツギ属
植生環境
山地
開花時期
7-9月 石灰岩地の向陽地
地域
外来種 (中国原産)
特記
生態系被害防止外来種リスト掲載種
特徴
石灰岩地やその周囲で見られます。
丈は1.5-3m、よく分枝します。葉は対生し卵状長楕円形、葉裏に星状毛があり、白い。花序は15-20cmほどになり、花は10-12mmの筒部があって毛はないかまばらに星状毛があり、先が4裂、裂片はやや大きい。
異論
在来種という意見もある
備考
エングラー : フジウツギ科
類似種
フジウツギ : 花冠筒部が15-18mmと長く、軟毛が密にあって白っぽい。裂片は小さい。
撮影地
2014.9 長野県伊那市

フサフジウツギ

花序は15-20cmほどになります。 (2011.9 長野県伊那市)


フサフジウツギ

2cmほどの長い筒部があり、中間に少し膨らむ部分がありました。萼裂片は鋭三角状。 (2014.9 長野県伊那市)


フサフジウツギ

花冠は先が4裂しますが、喉部までは裂けていませんでした。筒部内側に毛があるようです。 (2017.9 長野県伊那市)


フサフジウツギ

茎はよく分枝し、葉は対生で卵状長楕円形。縁に細かな鋸歯がある。葉裏は星状毛が密にあってまっ白。 (2014.9 長野県伊那市)


(白花)

フサフジウツギ

白花株。 (2014.9 長野県伊那市)