ハエドクソウ Phryma leptostachya subsp. asiatica

2023.8.10 更新

ハエドクソウ

分類
ハエドクソウ科 ハエドクソウ属
植生環境
里 山地
開花時期
7-8月 林内
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は50-70cm、茎には鈍い稜があり、下向きの短毛が見られます。葉は対生で短柄があり、7-10cmの卵形~長楕円形で先は尖り基部は円形、両面の脈上に毛が多く見られます。
花は茎頂に10-20cmほどの長くまばらな穂状花序に付き、花冠長さ5-6mm、萼の上に3本の刺があります。花が終わると下を向きます。
備考
エングラー : ハエドクソウ科
類似種
ナガバハエドクソウ : 花期が早く、葉が中部に集まる
撮影地
2014.8 千葉市

ハエドクソウ

長い花茎を伸ばし、ややまばらな穂状花序に多数付くが、一度に見られる花は1-数個程度でパッとしない。 (2023.8 千葉市)


ハエドクソウ

花は咲き出すと横を向き、萼の上唇に3本の刺がある。上唇は2裂でしばしば反り返り、下唇3裂、裂け方のごく浅いものもあります。下唇の裂片基部に毛が見られ、中央が盛り上がっている。 (2023.8 千葉市)


ハエドクソウ

果実は下を向く。 (2014.8 千葉市)


ハエドクソウ

葉は卵形~長楕円形。集まって付かない。 (2023.8 千葉市)