クマヤナギ  Berchemia racemosa var. racemosa

2023.6.10 更新

クマヤナギ

分類
クロウメモドキ科 クマヤナギ属
植生環境
山地
開花時期
7-8月 林内
地域
全国
特記
 -
特徴
時に茎がツル状となる植物。
丈は最大5mほど、葉は互生し、4-6cmの卵形~長楕円形で先も基部も丸く、全縁、側脈は片側7-8本ずつ。葉裏は白っぽい。
花は枝先では複総状に、上部の葉腋には総状に付き、約3mm、三角状の萼5、やや細い花弁5。花弁は雄しべを囲みます。果実は翌年夏に赤~黒色に熟します。
備考
エングラー : クロウメモドキ科
類似種
ミヤマクマヤナギ : 葉がやや小さく、側脈が5-7対のもの
撮影地
2016.8 岩手県岩泉町  他

クマヤナギ

枝先に複総状に花を付けます。 (2016.8 岩手県岩泉町)


クマヤナギ

花は径3mm、萼5、花弁5、花弁はやや細い。花弁の先に葯が付いているように見えます。 (2016.8 岩手県岩泉町)


クマヤナギ

1年かけて夏に赤~黒色に熟します。 (2023.6 千葉市)


クマヤナギ

葉は卵形~長楕円形、先も基部も丸く、全縁。側脈は7-8対。 (2016.8 岩手県岩泉町)