キウイフルーツ Actinidia chinensis var. deliciosa

2023.7.20 更新

キウイフルーツ

分類
マタタビ科 マタタビ属
植生環境
開花時期
5-6月 人家近くや畑まわりの林縁に多い
地域
外来種 (ニュージーランド原産)
特記
生態系被害防止外来種リスト掲載種
特徴
暖地では近年、各地で逸失や放棄された株がよく見られます。
落葉ツル性木本。枝は太くてよく伸び、他の植物に覆いかぶさります。葉は大きく、互生し、10-15cmの円形~広卵形。
花は葉腋に集散状(?)に複数下向きに付き、花径は3-4cmと大きい。野生化した株の果実は小さいことが多い。
付記
本種は中国原産のオニマタタビ(var. setosa) を人工的に改良した種で、本種を含め広義オニマタタビとして纏めるのも可。
備考
エングラー : マタタビ科
類似種
マタタビ : 葉は本種よりひとまわり小さくて薄く、花も。2-2.5cmと小さい。
撮影地
2013.5 千葉県南房総市  他

キウイフルーツ

花は径3-4cmと大きい。写真は雄花。 (2013.5 千葉県南房総市)


キウイフルーツ

葉は厚みがあり、長さ10-15cmとマタタビより大きく、円形~広卵形、先は尖るものから凹むものまでいろいろ、基部は心形。 (2013.5 千葉県南房総市)


キウイフルーツ

果期。まだ若い。食べごろは10-11月。 (2023.7 千葉市)