ザクロソウ Teigastrotheca stricta


ザクロソウ

分類
ザクロソウ科 ザクロソウ属
植生環境
開花時期
7-10月 道ばた 畑
地域
本州以南
特記
 -
特徴
丈は30cmほど。葉は1.5-4.5cmの披針形~倒披針形で光沢があり、3-5枚が偽輪生しますが大きさはバラバラ。茎には稜があります。
花は葉腋から伸びた柄に集散状にまばらに付き、径3mmの5弁花を付けますが、一度に多くは咲きません。
実が小さなザクロのような姿で、パックリ割れると赤い種子が覗きますが、名の由来は葉。
異論
クルマバザクロソウ属を分けない場合の学名は、Mollugo stricta
備考
エングラー : ザクロソウ科
類似種
クルマバザクロソウ : 葉は4-7個が輪生状に付く。花は葉腋に束生する
撮影地
2014.9 千葉市

ザクロソウ

地を匍うように拡がり、花がまばらに咲きますから目立ちません。花は夕方を待たずに閉じます。駐車場や公園などでもまとまって見られます。 (2014.9 千葉市)


ザクロソウ

花は集散状に付き、直径3mm。花弁はなく、花弁に見えるのは萼で5枚、萼内側の中央付近が 緑色を帯びます。花柱は3裂。果実は小さなザクロのような姿。が、これが名の語源ではないと聞いています。 (2014.9 / 2020.8 千葉市)


ザクロソウ

葉は披針形~線状披針形、大きさの異なる3-5枚が偽輪生。光沢があり、やや肉厚。この葉の姿が名の語源といわれていますが・・・。 (2014.9 千葉市)