スタジイ Castanopsis sieboldii subsp. sieboldii 

2022.4.14 更新

スタジイ

分類
ブナ科 シイ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-6月  
地域
福島・新潟以西
特記
 -
特徴
高さ20mになる常緑高木で、大きな樹冠を作ります。老木では樹皮に深い縦の破れ目が入る。
葉は5-15cmの楕円形で先は尾状、基部はくさび形、縁には上半ら波状の鋸歯があります。葉裏は灰褐色の細かな毛が密生します。
雄花花序は新枝の下部に付き、8-12cm、強い香りがあります。雌花序は新枝の上部から立ち上がり、6-10cm。
備考
エングラー : ブナ科
類似種
 
撮影地
2018.5 千葉市  他

スタジイ

雄花序は8-12cm、新枝の下部に付き、枝ごと垂れる。雌花序(矢印)は6-10cm、新枝の上部の葉腋から伸び、直立する。 (2018.5 千葉市)

スタジイ

殻斗は熟すと3裂して堅果が顔を出す。 (2020.1 千葉市)

スタジイ

堅果は1.2-2cmの卵状長楕円形。道に落ちていたのを拾ったので殻斗は多少凹凸が目ずれているかもしれない。 (2022.10 千葉市)

スタジイ

葉は楕円形、先は尾状、基部はくさび形、縁は上半に波状の鋸歯がある。 (2018.5 千葉市)