サワフタギ Symplocos sawafutagi

2023.4.23 更新

サワフタギ

分類
ハイノキ科 ハイノキ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-6月  
地域
全国
特記
 -
特徴
2-4mになる落葉低木。
葉は明るい緑色、4-8cmの倒卵形で細かな鋸歯があります。葉の両面に毛があり、葉裏脈上には毛が多い。
花は側枝の先に付く円錐状の花序に付き、花冠は5裂。雄しべは多数で花冠裂片とほぼ同長。花序の柄にも毛がある。
日本海側で見られる葉や花序の枝に毛のないものは、オクノサワフタギと呼ばれるが、近年は分けないようだ。
備考
エングラー : ハイノキ科
類似種
タンナサワフタギ : 葉の鋸歯がやや粗く、葉先は鋭尖頭。
撮影地
2018.6 長野県上田市  他

サワフタギ

花は円錐状に付きます。 (2019.6 長野県軽井沢町)

サワフタギ

花冠は5裂、雄しべは25-40個で基部が合着して5つにまとまり(5体雄しべ)、花冠の外に飛び出してとても目立つ。花序には毛が見られる。 (2019.6 長野県軽井沢町 / 2023.4 千葉市)

サワフタギ

葉は倒卵形。先の尖った細かな鋸歯が見られます。葉表にも毛があってざらつく。葉裏脈上等に毛が多い。 (2019.6 長野県軽井沢町 / 2023.4 千葉市)


サワフタギ

果実は青く熟す。 (2018.10 新潟県魚沼市)