サワシバ Carpinus cordata var. cordata

2022.6.18 更新

サワシバ

分類
カバノキ科 クマシデ属
植生環境
山地
開花時期
4-5月 沢沿い
地域
全国
特記
 -
特徴
15mほどになる落葉高木。樹皮は滑らかですが、老木になると菱形の浅い裂け目が入ります。新枝は淡褐色。
葉は互生し、6-15cmの卵形で先は急に尖り、基部は心形、縁に細かな重鋸歯が見られます。側脈は15-23対。
花は葉と同時に展開し、雄花花序は5cmで前年枝から垂れ下がり、雌花序は新枝の先や短枝の脇に付きます。果穂は4-15cmで果苞は開出しない。
備考
エングラー : カバノキ科
類似種
イヌシデ : 葉の基部はくさび形、胞は斜開する。
撮影地
2018.4 群馬県みなかみ町  他

サワシバ

果期。葉も展開し、太い果穂が見られるのでよりわかりやすい。 (2018.4 群馬県榛名山)

サワシバ

雄花序。約5cm。 (2018.4 群馬県みなかみ町)

サワシバ

果穂は長さ4-15cm、径2-4cmと太い。 (2022.6 千葉市)


サワシバ

葉は卵形、基部は心形、縁に細かな重鋸歯が見られます。 (2018.5 山梨県三つ峠山)