ウリハダカエデ

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ムクロジ科 Sapindaceae
カエデ科 Aceraceae
落葉高木。雌雄別株。
高さ8-10mになります。樹皮に菱形の皮目が点在します。若い枝は緑色。葉は対生し、10-15cmの扇状五角形で浅く浅裂し、裂片の先は鋭く、縁には重鋸歯があります。
花は総状に10-15個付き、花序は長さ5-10cm、花は淡緑色~淡黄色で径8-10mm。雄花は雌花より大きい。

 

2021.6.20 更新
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ウリハダカエデ-全体

(2017.6 群馬県武尊山)


ウリハダカエデ-全体3

(2018.4 群馬県 旧・新治村)


ウリハダカエデ-全体4

(2018.4 群馬県 旧・新治村)


ウリハダカエデ-全体4

花序が長く花を20個前後付けていたもの。ホソエカエデかとも思いましたが、
葉柄は赤くなく、葉裏脈上に赤い毛があった。(2021.6 群馬県 旧・水上町)

ウリハダカエデ-全体5

果期
(2018.5 茨城県筑波山)

ウリハダカエデ-花

雄花花序。花は10-15個程度と、よく似たウリカエデより多い。
(2017.6 群馬県武尊山)

ウリハダカエデ-花2

雄花。
(2018.4 群馬県 旧・新治村)

ウリハダカエデ-花3

雌花。終わりかけで果実の翼が見られました。花柱がくるっと巻いている(矢印)
(2021.6 群馬県 旧・水上町)

ウリハダカエデ-実

(2018.5 茨城県筑波山)


ウリハダカエデ-実2

(2018.7 山形県米沢市)


ウリハダカエデ-葉

(2018.5 茨城県筑波山)


ウリハダカエデ-葉2

葉は扇状の五角形でふつう3浅裂します。
(2018.5 神奈川県箱根町)

ウリハダカエデ-葉3

葉裏。脈上、小脈上などに赤い毛が見られました。
(2018.5 茨城県筑波山)

ウリハダカエデ-全体6

本種と思われましたが、多少特徴が異なっていたので以下のタブに
別掲します。この写真は雌株。む(2019.5 福島県北塩原村)

ウリハダカエデ-花3

雌花。子房に赤い毛があると聞いていましたが、見られなかった。
(2019.5 福島県北塩原村)

ウリハダカエデ-花4

雄花序。花数が雌花序より多い。20個ほどあり、典型よりやや多い。
が、他の特徴からホソエカエデではないように思う。(2019.5 福島県北塩原村)

ウリハダカエデ-花5

雄花。
(2019.5 福島県北塩原村)

ウリハダカエデ-葉4

葉裏に赤い縮毛はなく、代わりに白い縮毛が見られた。
(2019.5 福島県北塩原村)