キタノテツカエデ (広義) Acer nipponicum subsp. orientale


キタノテツカエデ

分類
ムクロジ科 カエデ属
植生環境
山地
開花時期
7月  
地域
中部以北
特記
 -
特徴
丈が10-15mになる落葉高木。
葉は対生し、5浅裂、先は尾状に伸び、基部は心形~切形、縁は重鋸歯。
花序は10-20cmほどの細長い円錐花序で、花は数百個付き、淡黄色。雌雄同株だが、雄花だけからなる雄花花序と両性花が混じる花序がある。
備考
東日本の(広義)テツカエデは全て(広義)キタノテツカエデと思われる。掲載のものは自生地から(狭義)キタノテツカエデと思われるが、葉裏の軟毛は確認していないため、広義とした。
備考
エングラー : カエデ科
類似種
 
撮影地
2018.7 山形県西川町

キタノテツカエデ

花序は太く、垂れ下がる。 (2018.7 山形県西川町)

キタノテツカエデ

花序は分枝して多数の花が付く。写真は雄花のみからなる雄花花序のようだ。 (2018.7 山形県西川町)

キタノテツカエデ

葉は5浅裂で5角形、縁に重鋸歯があります。葉裏に淡赤褐色の軟毛があれば(狭義)キタノテツカエデ、脈上にのみ軟毛があれば(狭義)コウシンテツカエデなのですが、確認していない。が、自生地からは(狭義)キタノテツカエデと想像できる。 (2018.7 山形県西川町)