アオモジ Litsea cubeba

2024.3.27 更新

アオモジ

分類
クスノキ科 ハマビワ属
植生環境
山地
開花時期
3月 日当たりの良いところ
地域
岡山 山口 九州 他、各地に逸出
特記
 -
特徴
丈が~5mになる落葉小高木。
樹皮は緑褐色、新枝は暗緑色。葉は互生し7-15cmの長楕円状披針形で先は長く尖り、縁は全縁、はじめは葉表主脈に毛がありますが、後に脱落します。
花は葉より少し早く咲き出し、6mmほどある白く大きな総苞片が目立ちます。片は雄花序では4-5個、雌花序では3-4個。花は平開した総苞片の内側に数個付き、花被片6、雄花の雄しべは9で、内側3個の基部に腺体が2個ずつ付く。雄しべの葯は4室。
備考
エングラー : クスノキ科
類似種
 
撮影地
2020.3 静岡県南伊豆町 <逸失>  他

アオモジ

各地で逸失が確認されています。前年枝に多数の花序が付きます。 (2020.3 静岡県南伊豆町) <逸失>


アオモジ

雄花序。それぞれの花序の基部にある白く丸いのが総苞片・・・蕾を覆っていたもので、4-5個の花が付く。 (2020.3 静岡県南伊豆町) <逸失>


アオモジ

雌花序。雄花序より少し小さく、ふつう3-4個の花が付くそうだが、ここでは多くは4-5個付いていた。(2024.3 千葉県君津市) <逸失>


アオモジ

花期終盤で見られた葉。ふつう7-15cmの長楕円状披針形。 (2022.4 千葉県君津市)