キバナスズシロ

アブラナ科 Brassicaceae
アブラナ科 Cruciferae
ルッコラの名で呼ばれる栽培種ですが、逸失して見られます。
全体にダイコンに似ており、丈は1-1.5m、葉は羽状深裂、4-6対の裂片があり、茎の下部や下部の葉の柄は紫色を帯びます。上部の葉は線形。
花は総状花序に付き、径25mmほど、花弁は淡黄色~白に近い黄色で紫色の条があり、さじ形で基部は細まります。

 

2020.4.12 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • 葉2

キバナスズシロ-全体

近くに畑などない田んぼ沿いの農道の土手にあり、
どこから種子が運ばれたのか・・・。(2020.3 千葉市)

キバナスズシロ-全体2

ダイコンの仲間に似ていましたが、花序が総状でややまばらな感じに
違和感がありました。(2020.3 千葉市)

キバナスズシロ-花

花序は総状。花数はダイコンほど多くないようです。
(2020.3 千葉市)

キバナスズシロ-花2

花弁はさじ形で径25mm、近くでよく見ないとわからないほどの
ほんのり黄色でした。紫色の条が目立ちました。(2020.3 千葉市)

キバナスズシロ-花3

萼は紫色で全裂しますが開出せず、筒状にまとまる。
(2020.3 千葉市)

キバナスズシロ-葉

葉は頭大羽状に裂け、中部以下では葉軸は紫色を帯びていました。
(2020.3 千葉市)

キバナスズシロ-葉2

下部の茎葉や根生葉。下部の茎には毛が多く見られた。
(2020.3 千葉市)

キバナスズシロ-茎

葉は茎を抱かないようです。
(2020.3 千葉市)