シコクハタザオ

アブラナ科 Brassicaceae
アブラナ科 Cruciferae
フジハタザオの変種で、果実は7-9cmでやや長く、先端に2-2.5mmの花柱が残るのが特徴。
丈は30-40cmほどと大きく、時に分枝します。根生葉には長い柄があり、茎葉には粗い鋸歯があり、茎を抱きます。根生葉、茎葉いずれにもふつう、両面に星状毛が縁に二股毛があります。

 

2019.5.15 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 葉2
  • 葉3
  • 茎2

シコクハタザオ-全体

谷沿いの林道の岩場にへばりつくように20株ほどが点在しておりました。
(2012.4 千葉県君津市)

シコクハタザオ-全体2

比較的若いと思われる小型株。根生葉に柄があまり見られなんった。
イワハタザオ
等と一緒で、若い株では出にくいようだ。(2019.5 静岡市)

シコクハタザオ-花

雄しべは6本。
(2019.5 静岡市)

シコクハタザオ-花

(2019.5 静岡市)


シコクハタザオ-葉

根生葉の葉柄には長い柄があり、柄には翼が見られることが多い。
(2012.4 千葉県君津市)

シコクハタザオ-葉2

茎葉には鋸歯があり、茎を抱きます。
(2010.5 静岡市)

シコクハタザオ-葉3

葉表には毛はあまり見られませんでしたが、裏面には星状毛が、
縁には二股毛が見られました。(2019.5 静岡市)

シコクハタザオ-茎

茎には単純毛が見られましたが、量は個体差が大きかった。
(2019.5 静岡市)

シコクハタザオ-茎2

葉の基部付近では星状毛らしき毛が混じっていました。
(2019.5 静岡市)