オランダガラシ Nasturtium officinale

2023.3.21 更新

オランダガラシ

分類
アブラナ科 タネツケバナ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-6月 湿地 渓流
地域
外来種 (ユーラシア原産)
特記
生態系被害防止外来種リスト掲載種
特徴
クレソンでおなじみ。最近は清流でもない近郊の川などでもはびこっています。
丈は20-50cm、茎には稜があり、葉は奇数羽状複葉で、葉柄は茎を抱きます。下部の葉では頂小葉は丸く大きいが、上部の葉は長卵形~披針形で側小葉と同形、同サイズ。接地した茎の下部から根を出して増えます。
花は総状に付き、花弁は約6mm、果実は1-2cmの円柱状でややくびれます。
備考
エングラー : アブラナ科
類似種
 
撮影地
2020.4 千葉市

オランダガラシ

クレソンでおなじみで以前は清流で育つイメージがありましたが、近年はよほど水質が悪く無い限りどこでも見られるようになりました。しばしば水路などで群生する姿を見ます。 (2016.4 千葉市)


オランダガラシ

花弁は6mm、萼は広線形で円頭~鈍頭。 (2023.3 千葉市)


オランダガラシ

果実は茎から離れて付きます。茎葉は頭大羽状で頂小葉は丸いですが、上部では頂小葉も側小葉も同形、同サイズのことが多く、狭披針形。 (2007.4 千葉市)


オランダガラシ

根生葉。 (2014.3 千葉市)