ハマダイコン Raphanus sativus var. hortensis f. raphanistroides
(基準種) ダイコン


ハマダイコン

分類
アブラナ科 ダイコン属
植生環境
海岸
開花時期
4-6月 砂地 乾いた荒れ地
地域
外来種 (地中海沿岸地域~中央アジア)
特記
 -
特徴
丈は30-60cm。海岸近くで見られる淡いピンク色の花です。下部の葉は頭大羽状に深裂し20cmほど、上部は鋸歯状。茎や葉には粗い毛がある。
花は総状に多数付き、花弁基部は爪状、果実は長角果で数珠状にくびれます。
付記
本種はダイコンが野生化したもので、基準種はダイコン R. sativus var. hortensis
備考
エングラー : アブラナ科
類似種
 
撮影地
2017.3 千葉県館山市  他

ハマダイコン

ダイコンが野生化したものと言われるように、ダイコンの葉と同じで、下部では20cmほどあり、頭大羽状で頂小葉がとても大きい。 (2010.4 千葉県館山市)


ハマダイコン

ダイコンの花と同じですが、縁のピンクがやや濃いような気がします。 (2014.4 千葉県館山市)


ハマダイコン

葉は頭大羽状に深裂。 (2022.4 千葉県富津市)


(基準種) ダイコン Raphanus sativus var. hortensis

ハマダイコン

畑脇に打ち捨てられたと思われるものながら、丈は1m以上になり、立派な大根も出来ていた。花はほぼ白である以外はハマダイコンと同じ。栽培種なので、写真の姿は典型ではないかもしれない。周囲の黄色い花はコマツナ。


ハマダイコン

葉はハマダイコン同様、頭大羽状に深裂。ハマダイコンと比べるとやや薄く、光沢も鈍かった。