ナンブイヌナズナ Draba japonica


ナンブイヌナズナ

分類
アブラナ科 イヌナズナ属
植生環境
高山
開花時期
6-7月 蛇紋岩地
地域
夕張岳 戸鳶別岳 早池峰山
特記
絶滅危惧1B類
特徴
アブラナ科のエリートとでも言える傑出した美しい花。早池峰山ではハヤチネウスユキソウと並び、象徴的な花です。
丈は10cm程度まで。茎は基部から分かれてマット状に広がります。茎葉は4-15mmの披針形、無花茎の茎葉は線状倒披針形で鋸歯が見られ、全面に星状毛が密生します。
花は枝先に総状に付き、花弁は黄色で4.5-5mm、果実は扁平な楕円形~倒卵状楕円形で3.5-6mm。
備考
エングラー : アブラナ科
類似種
 
撮影地
2008.7 岩手県  他

ナンブイヌナズナ

丈は10cmくらいまでで、マット状に拡がります。高山植物でも10指に入る美しさ。 (2015.6 岩手県)


ナンブイヌナズナ

雄しべは6、うち2本は少し短い。花序軸や柄、萼に星状毛がある。 (2015.6 岩手県)


ナンブイヌナズナ

有花茎の茎葉は披針形、無花茎の茎葉は線状披針形、全面に星状毛がある。 (2008.7 岩手県)