エゾスグリ Ribes latifolium

2025.6.1 更新

エゾスグリ

分類
スグリ科 スグリ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-6月 草地
地域
北海道 岩手 山形 新潟 石川
特記
 -
特徴
落葉小低木。下部でよく分枝し、丈は~1.5m、樹皮は縦に裂けて剥がれ落ちる。葉は掌状に3-5裂し、縦横ともに7-12cm、重鋸歯がある。葉表はほぼ無毛、葉裏は軟毛が密にある。
葉腋から伸びる総状の花序は3-7cm、先は垂れる。花の柄は2mmほど、萼は1.5mm、紅紫色、萼筒は短い鐘形。雄しべは5。果実は腋花で球形、径6-7mm、赤熟する。
備考
エングラー : ユキノシタ科
類似種
 
撮影地
2019.6 新潟県

エゾスグリ

寒冷地のスグリなので、本州では夏でも涼しさが維持されるような地形の場所で見られます。この写真は咲き始めの頃で花序がまだ短い。TOPは最盛期。 (2025.5 新潟県)


エゾスグリ

花序は総状で3-7cm。花は紅紫色。 (2019.6 新潟県)


エゾスグリ

花弁の縁に毛が見られます。雄しべは5。萼は短い鐘形。花弁は1.5mm。 (2019.6 新潟県)


エゾスグリ

葉は掌状に3-5裂、長さ・幅ともに7-12cm。葉裏には軟毛が密にある。 (2025.5 新潟県)


エゾスグリ

樹皮は褐色~黒褐色、縦に裂けて剥がれ落ちる。 (2025.5 新潟県)