ヤブサンザシ Ribes fasciculatum


ヤブサンザシ

分類
スグリ科 スグリ属
植生環境
山地
開花時期
4-5月 明るい林内 林縁
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は1mほどの落葉低木で株立ちになります。樹皮は縦に裂けてはがれやすい。雌雄別株。
葉は互生し、長さ2-6cmで掌状に3-5裂、円頭~鈍頭、欠刻状の鈍い鋸歯が見られ、両面に短い軟毛があります。
花は前年枝の葉腋に1-複数付き、雄花、雌花ともに雄しべ5と2裂した雌しべはありますが、それぞれ片方は退化し、雌花の基部は膨らみます。
備考
エングラー : ユキノシタ科
類似種
ザリコミ : 花序に軸があり総状、葉の鋸歯の先は鋭い。
撮影地
2019.5 長野県

ヤブサンザシ

数mの範囲でまとまって見られましたが、雄株、雌株の区別が肉眼ではわかりにくく、片っ端から撮影しましたが、みんな雄株のようでした。 (2019.5 長野県)


ヤブサンザシ

雄花序。2裂した雌しべありますが退化して機能しない。 (2019.5 長野県)


ヤブサンザシ

葉は掌状に3-5裂で円頭~鈍頭、欠刻状の鋸歯があります。 (2019.5 長野県)