オオキヌタソウ

アカネ科 Rubiaceae
丈は30-60cmで直立し、茎はふつう無毛で刺毛はありません。
葉は4輪生し、卵形~披針形、鋭頭、基部に0.5-2cmの柄があり、ふつう両面無毛。
花は茎頂や上部の葉腋に集散状に付き、花冠は4-5裂し、径3-4mm、白緑色、裂片は卵形~三角状。果実は4-6mm。

 茎や葉裏に短い毛がやや多めに見られるマンセンキヌタソウ(f. chinensis)を含む学名。

 

2019.6.22 更新
  • 全体
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  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 葉2
  • 葉3

オオキヌタソウ-全体

全体の印象はキヌタソウにも似ますが、葉はアカネによく似て明らかな柄があります。
丈は30-60cmと大きい。(2019.6 長野県茅野市)

オオキヌタソウ-全体2

匍匐する長い地下茎があるので、よく群生するようです。
(2019.6 長野県茅野市)

オオキヌタソウ-全体3

(2019.6 長野県茅野市)


オオキヌタソウ-全体4

(2019.6 長野県茅野市)


オオキヌタソウ-花

花は集散状に付きます。
(2019.6 長野県茅野市)

オオキヌタソウ-花2

花は径3-4mm、多くは花冠5裂でした。
(2019.6 長野県茅野市)

オオキヌタソウ-花3

花冠4裂のもの。5裂のものに混ざっていました。
(2019.6 長野県茅野市)

オオキヌタソウ-花4

子房は無毛。
(2019.6 長野県茅野市)

オオキヌタソウ-蕾

この段階では花序に微細な毛が見られました。萼筒は無毛のようです。
(2019.6 長野県茅野市)

オオキヌタソウ-葉

葉は4輪生。
(2019.6 長野県茅野市)

オオキヌタソウ-葉2

葉は下部では卵形、上部では披針形、先は鋭頭、3-5脈が明瞭、
基部に0.5-2cmほどの柄が見られます。(2019.6 長野県茅野市)

オオキヌタソウ-葉3

葉裏。脈上に微細な毛のようなものが写りこんでいましたが、よくわからない。
ふつうは両面無毛か、まばらに毛が見られる程度。(2019.6 長野県茅野市)

オオキヌタソウ-茎

茎はふつう無毛、刺毛はない。
(2019.6 長野県茅野市)