ツルアリドオシ Mitchella undulata

2024.5.12 更新

ツルアリドオシ

分類
アカネ科 ツルアリドオシ属
植生環境
山地
開花時期
6-7月 林内
地域
全国
特記
 -
特徴
やや薄暗い林内や登山道脇の低木の影などでよく見つかります。
茎は無毛で長さ10-40cmほど、地を匍って広がります。葉は革質、厚くて光沢があり、0.8-1.5cmの長楕円形~広卵形、縁は波状、短柄があります。
花は枝先に2つずつ付き、花冠は長さ10mm、径8mmで普通4裂、希に5裂、萼は2個が合着します。秋には赤く熟します。
備考
エングラー : アカネ科
類似種
 
撮影地
2013.6 山形県米沢市  他

ツルアリドオシ

花は2つずつ付き、花冠は長さ10ミリ。しばしば縁がピンク色になる。上の写真は雄性期、四角枠は雌性期。 (2017.6 千葉県市原市 / 2015.8 岩手県早池峰山)


ツルアリドオシ

 (2017.6 千葉県市原市)


ツルアリドオシ

葉は厚くて光沢があり、長楕円形~広卵形、先端は尖り基部は円形、縁は波状、短柄があります。 (2014.9 岩手県花巻市)


ツルアリドオシ

果実は少し潰れた球形、2つの花の子房が合着したもので、花柱の跡が2つ見られます。 (2024.5 新潟県十日町市)