ホソバアカザ Chenopodium stenophyllum


ホソバアカザ

分類
ヒユ科 アカザ属
植生環境
海岸 里
開花時期
8-10月 砂地 河原
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は80cmほどでよく分枝します。葉は狭披針形~広線形~長卵形で不規則な歯牙が見られます。裏面はやや白い。
花序は茎頂及び葉腋に付き、花序に葉が混じります。軸にはふつう、乳頭状突起が見られますが、管状毛は見られません。萼は5深裂し、果期も残って果実を包みます。
大変よく似たカワラアカザは、花序の軸に管状毛が密生します。
備考
エングラー : アカザ科
類似種
カワラアカザ : 花序に葉はぼ混じらず、軸の毛は管状毛。
撮影地
2017.9 秋田県三種町

ホソバアカザ

カワラアカザにも似ますが、花序に葉が混じること、管状毛はなく、微細な突起(突起状の毛)が見られることが違い。 (2017.9 秋田県三種町)

ホソバアカザ

花序の軸には小さな毛状のもの(これが乳頭状突起と思われる)は見られましたが、管状毛のような太いものはない。 (2017.9 秋田県三種町)

ホソバアカザ

葉は狭披針形~広線形~長卵形で全縁、若い葉の葉裏には粉状物があって白っぽい。 (2017.9 秋田県三種町)