ゼニアオイ

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アオイ科 Malvaceae
外来の園芸逸出種。江戸時代に盛んに栽培されたそうで、食用にもしたようです。
丈は~1m、葉は円形で掌状に5-9浅裂し、細かく鋭い鋸歯があり、粗い毛があって長柄があります。茎には毛は少ない。
花は葉腋に付き、径3.5cm。

 

2020.7.24 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 花3
  • 葉2

ゼニアオイ-全体

田んぼの脇にあったもの。いかにも「逸出」。
(2017.7 青森県 旧・木造町)

ゼニアオイ-全体2

(2017.7 青森県 旧・木造町)


ゼニアオイ-全体

畑の隅で早くも花を付けていました。このシチュエーションが
一番多く見かけるようです。(2014.5 茨城県阿見町)

ゼニアオイ-花

花弁はハート形。写真は基部が濃いピンクのものですが、
逆のものも図鑑などに掲載されています。(2014.5 茨城県阿見町)

ゼニアオイ-花2

(2017.8 千葉市)


ゼニアオイ-花2

萼に若干の毛が見られました。
(2017.8 千葉市)

ゼニアオイ-葉

葉は円形で掌状に5-9裂、先の丸い鋸歯が見られました。
(2017.8 千葉市)

ゼニアオイ-葉2

葉裏。柄や脈上に粗い毛が見られます。
(2020.7 千葉県四街道市)

ゼニアオイ-茎

茎にも葉柄にも粗い毛がありますが、茎の毛は脱落しやすいようで
中部以下ではあまり毛が見られなかった。(2017.8 千葉市)