チョウノスケソウ Dryas octopetala var. asiatica


チョウノスケソウ

分類
バラ科 キジムシロ属
植生環境
 
開花時期
6-8月  
地域
北海道 八ヶ岳 北ア 中ア・宝剣 南ア
特記
 -
特徴
発見者の名前にちなんだネーミング。高山性落葉低木。
葉は1-2cmの卵状楕円形で鋸歯があり鈍頭、硬く、6-8対ある側脈がはっきりへこんで洗濯板のようにも見えます。葉裏は綿毛が密生して白い。葉柄、花柄にも白毛が密生します。
花は枝先に1つ付き、花弁が8-9個で、径2-2.5cmくらい。萼裂片も8-9個で倒卵形。
基準種の var.octopetala は北欧等の寒冷地やヨーロッパアルプス高山帯の植物。
備考
エングラー : バラ科
近似種
チングルマ : 葉は羽状複葉、花弁は5。
撮影地
2009.7 長野県八ヶ岳  他

チョウノスケソウ

多くの高山植物が咲き出す前が花期です。 (2011.7 南ア・北岳)


チョウノスケソウ

花は径2-2.5cm、花弁は8-9枚あり、やや黄色みを帯びるものもあります。副萼片はなく、花茎に白毛が密生、萼、花茎の両方に赤い毛が見られます。 (2014.6 長野県八ヶ岳)


チョウノスケソウ

葉は長さ1-2cmの楕円形で脈がくっきり窪んで、足跡のようにも見えます。 白毛が多く見られ、葉裏は真っ白。 (2014.6 長野県八ヶ岳)