シロバナノヘビイチゴ Fragaria nipponica


シロバナノヘビイチゴ

分類
バラ科 オランダイチゴ属
植生環境
山地上部
開花時期
5-7月 草地
地域
宮城以南~中部 屋久島
特記
 -
特徴
 
匍枝が伸びて拡がります。
丈は10-20cm、葉は全て根生し、3小葉、頂小葉は2-5cmの卵形~長楕円形、側小葉ともに側脈が目立ちます。葉柄には開出した毛が多く見られます。
花は花弁が5枚、萼も5枚、花茎にも毛が目立ちます。萼片は狭卵形で先が尖り、副萼片は披針形で小さい。
備考
エングラー : バラ科
近似種
ノウゴウイチゴ : 花弁が7-8個。小葉の鋸歯は大きく5-6対。
撮影地
2014.6 長野県八ヶ岳  他

シロバナノヘビイチゴ

イチゴらしい姿の植物。山地の早春のイメージの日当たりの良い草地で群れています。 (2018.6 長野県上田市)


シロバナノヘビイチゴ

花弁は5、副萼片は萼片より細く、やや裂けるものが多く見られました。花柄には毛が密生。 (2014.5 / 2019.5 静岡県小山町)


シロバナノヘビイチゴ

葉は3小葉で、側脈が目立ちます。葉柄には毛が密生。ノウゴウイチゴに比して側脈がくっくり目立ちます。 (2014.5 静岡県小山町)