エゾキイチゴ Rubus idaeus


エゾキイチゴ

分類
バラ科 キイチゴ属
植生環境
山地 亜高山
開花時期
6-7月 林縁 草地
地域
北海道~近畿 四国
特記
 -
特徴
ラズベリーとも呼ばれます。
茎は長さ2mほどになり、葉は奇数羽状複葉で、3-5小葉からなり、小葉は菱状卵形、裏面はふつう白い。
花は径1cm、萼片は三角状卵形で先が長く尖り、内側に白毛が外側に刺と縮毛がある。花弁はそれより小さく、へら形~倒卵形で直立します。果実は赤く熟し美味。
付記
本種は基準種のヨーロッパキイチゴと変化が連続的であるとして、R.idaeus以下の全種(エゾイチゴ、カナヤマイチゴ、ミヤマウラジロイチゴ、シナノキイチゴ、イシズチイチゴ)を本種に含め、エゾキイチゴと名称を改められました。
備考
エングラー : バラ科
類似種
 
撮影地
2011.8 南ア・北岳  他

エゾキイチゴ

花弁は小さくて平開せず、萼が目立っています。 (2011.8 南ア・北岳)


エゾキイチゴ

葉は羽状複葉。1年目の枝には3-5小葉の葉が、2年目の枝には3小葉の葉のみが付くと言われる。 (2015.5 青森県八甲田山)