クサイチゴ Rubus hirsutus

2023.6.19 更新

クサイチゴ

分類
バラ科 キイチゴ属
植生環境
山地
開花時期
3-4月 草地
地域
本州以南
特記
 -
特徴
低山の日当たりの良い草地などでよく見られます。
丈は20-60cm、茎には軟毛と腺毛があり、刺がまばらに見られます。葉は3出複葉、或いは小葉が2対の奇数羽状複葉で、小葉には重鋸歯があり、表面に毛が密生しています。
花は4cm、萼の外側には腺毛と軟毛が見られます。果実は直径1cmの球形。
備考
エングラー : バラ科
類似種
 
撮影地
2020.4 千葉市  他

クサイチゴ

春の比較的早い時期に咲きます。丈は20-40cm。 (2022.4 千葉市)


クサイチゴ

花は径4cm。萼には赤い腺毛と短い軟毛があります。 (2007.3 茨城県筑波山 / 2017.4 茨城県阿見町)


クサイチゴ

果実は1cmの球形。 (2007.3 茨城県筑波山)


クサイチゴ

奇数羽状複葉で小葉は1-2対。頂小葉は卵形~卵状長楕円形。縁に重鋸歯があり、両面に軟毛があります。柄に腺毛と軟毛、まばらに刺がある。 (2023.2 千葉市)


(虫こぶ) キイチゴハケフシ (クサイチゴハケフシ)

クサイチゴハケフシ

キイチゴハモグリダニによる虫こぶ。他のキイチゴでも見られる。 (2023.11 千葉市)