モミジイチゴ Rubus palmatus

2023.9.2 更新

モミジイチゴ

分類
バラ科 キイチゴ属
植生環境
山地
開花時期
4月 林縁
地域
東北~中部
特記
 -
特徴
茎には太い刺があり、葉は卵形~狭卵形、ふつう欠刻状に3-5裂して不規則な鋸歯があり、先は鋭頭、基部は切形~浅心形、柄にもしばしば刺がある。
花は短い柄に1つ付き、径3cmで下向きに咲く。花弁は卵形で鋭頭、萼片は披針形。果実は球形で橙黄色。
付記
「日本の野生植物」では、ナガバノモミジイチゴも含めている。
備考
エングラー : バラ科
類似種
 
撮影地
2022.4 千葉市  他

モミジイチゴ

花は下向きに咲きます。 (2023.3 千葉県君津市)


モミジイチゴ

花は径3cm。萼や柄には軟毛が見られました。 (2023.3 千葉市)


モミジイチゴ

果期。オレンジ色に熟します。とても美味。但しジャムにするとやや淡泊であまりインパクトがなかった。 (2011.5 茨城県常総市)


モミジイチゴ

葉はモミジ葉というより菊葉状に近い裂け方。 (2011.5 茨城県筑波山)


(虫こぶ) キイチゴハケフシ

モミジイチゴ

キイチゴハモグリダニの仕業。キイチゴ属の多くで見られる。 (2022.7 千葉県四街道市)