イワブクロ Pennellianthus frutescens


イワブクロ

分類
オオバコ科 イワブクロ属
植生環境
高山
開花時期
7-8月 岩場 礫地
地域
北海道 秋田駒ヶ岳 岩手山 鳥海山
特記
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特徴
丈は5-20cm、茎には4稜があり、うち2稜に並んだ縮毛が見られます。葉は4-7cmの卵状長楕円形で厚みがあり無毛、ただし縁に浅く鋭い鋸歯と毛が見られます。
花は5-15個が茎頂に密に付き、花冠長さ2.5cmほど、上唇2裂、下唇は3裂。花冠外側、萼、柄は長毛に覆われています。萼には腺毛も見られます。
以前は白馬岳にもあったそうですが、現在は鳥海山が南限です。
備考
エングラー : ゴマノハグサ科
類似種
 
撮影地
2009.8 秋田県駒ヶ岳  他

イワブクロ

偶然ですが、本州の自生地はいずれも火山のスコリア帯で見られます。以前見られた白馬岳では、現在コマクサが見られるあたりで見られたのではないだろうか? (2012.7 岩手県岩手山)


イワブクロ

花は枝先にまとまって5-15個付き、花冠は長さ2.5cmほど、花冠、花柄に目立つ毛があります。萼には加えて腺毛もある。 (2001.8 北海道大雪山)


イワブクロ

葉は卵状の長楕円形~楕円形で浅い鋸歯があります。 (2009.8 秋田県駒ヶ岳)