トキワハゼ Mazus pumilus


トキワハゼ

分類
サギゴケ科 サギゴケ属
植生環境
開花時期
4-11月 道ばた 畑 公園
地域
全国
特記
 -
特徴
身近でよく見られる花で、公園や植え込み、芝の中などでも1年中見られます。
丈は5-15cm、葉は根元に集まり、1-3cmの倒卵形~長倒卵形で先は鈍頭~円頭、波形の鋸歯があり毛が見られます。ムラサキサギゴケと異なり、匍匐枝は出しません。
花は根元の葉から立ちあがった花茎に総状に付き、花冠長さ1cm、上唇は先端が小さく2裂、下唇は大きく、3裂して中央部が隆起してオレンジ色の斑と毛が見られます。雄しべは長短2本ずつ。
備考
エングラー : ゴマノハグサ科
類似種
ムラサキサギゴケ : 花冠は長さ1.5-2cm、匍匐枝を出す
撮影地
2019.3 千葉市  他

トキワハゼ

春から秋までずっと見られます。田んぼまわりでは、乾いた農道や畦などで見られます。まわりに何もなければ四方に茎を伸ばして丸く拡がっていきます。 (2015.4 千葉市)


トキワハゼ

花は1cmほどとムラサキサギゴケの2/3~1/2程度。下唇は白く、オレンジ色の斑が入り毛が見られます。上唇外側は紫色。花冠と萼に腺毛が見られます。上唇は一見裂けていないように見えますが、 先端の上に小さく耳状に立ちあがって2裂しています。 (2014.7 千葉市)


トキワハゼ

葉は倒卵形から長楕円形で先は丸く、不規則な波形の鋸歯が見られます。 (2014.3 千葉市)