コキクモ
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　オオバコ科 Plantaginaceae
　ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
茎は水中でよく分枝し、先は気中に出て10cmほど立ち上がります。気中の茎には腺点と腺毛がある。キクモのような開出毛はない。
葉は羽状に裂け、6-10個が輪生し、水中では7-30mmで裂片は糸状、気中では5-17mmで裂片幅は水中はより広い。気中の葉には腺点がある。
花は葉腋に１つずつ付き、柄はほぼなく、花冠長さ7-11mmで上唇はほとんど裂けない。花が終わると柄が伸びる。

 

2018.10.10 作成
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  • 葉３
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コキクモ－全体

果実に柄があり、茎に開出毛がないのが特徴。
(2018.10 群馬県)

コキクモ－全体２

左の株の下部に柄のある果実が写っています。
(2018.10 群馬県)

コキクモ－全体３

(2018.9 群馬県)


コキクモ－全体４

(2018.10 群馬県)


コキクモ－花

花冠に腺毛が見られた。
(2018.10 群馬県)

コキクモ－花２

花冠の腺毛。
(2018.10 群馬県)

コキクモ－花３

上下逆で、上側が下唇中央裂片。
(2018.10 群馬県)

コキクモ－実

果実には柄が見られます。よく似たキクモの果実には柄はない。
萼の基部付近に開出した毛が見られました。単純毛のようです。(2018.9 群馬県)

コキクモ－実２

若い果実で柄が伸びきっていません。果実を包んでいるのは萼で、ごく短い腺毛が
あるようです。基部にはやはりやや長い毛が・・・。(2018.10 群馬県)

コキクモ－葉

葉は6-8枚が輪生で羽状に裂けます。
(2018.10 群馬県)

コキクモ－葉２

葉は輪生状に6-10枚付く。両面無毛ですが、小さな腺点が見られます。
(2018.9 群馬県)

コキクモ－葉３

葉裏。
(2018.9 群馬県)

コキクモ－茎

茎や果柄には腺毛がある・・・と言われますが、微細な上にぬれていて、
捉えられなかった。少なくとも、キクモのような長い開出毛はない。(2018.9 群馬県)

コキクモ－茎２

微細な突起の存在はわかりますが、腺毛かどうかまでは確認できず・・・。
(2018.10 群馬県)
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