ヤマトラノオ / (型) ヒメトラノオ

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 オオバコ科 Plantaginaceae
 ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
丈は40-90cm、葉は対生で5-11cmの狭卵形、鋭頭、基部はほとんど柄がなく、両面に毛が多く見られます。
花は茎頂に総状に密に付き、花冠長さ5mm、雄しべ2、雌しべ1が長く飛び出ます。
ヒメトラノオと呼ばれたものは葉が細く、狭披針形。現在は本種に含めます。

Y-Listでは、ヒメオラノオを分け、本種はvar. subintegra、ヒメトラノオはvar. petiolataとしています。

 

2017.11.14 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • ヒメトラノオ
  • 同・葉
  • 同・葉2
  • 同・葉3
  • 同・茎

ヤマトラノオ-全体

丈は40-90cmほどあり、草原などに点々と見られました。
(2008.8 長野県高ボッチ山)

ヤマトラノオ-全体2

(2015.8 長野県霧ヶ峰)


ヤマトラノオ-花

雄しべ2本は雌しべが花冠から長く飛び出ます。花色はもう少し白っぽいものもあります。
(2015.8 長野県霧ヶ峰)

ヤマトラノオ-花2

花床に毛が見られました。
(2015.8 長野県霧ヶ峰)

ヤマトラノオ-実

(2010.8 長野県霧ヶ峰)


ヤマトラノオ-葉

葉は狭卵形。
(2008.8 長野県高ボッチ山)

ヒメトラノオ-全体

葉の幅が狭いヒメトラノオと呼ばれた型。
(2010.8 長野県霧ヶ峰)

ヒメトラノオ-葉

葉は細く、狭披針形。
(2010.8 長野県霧ヶ峰)

ヒメトラノオ-葉2

葉表にはごく短い毛が見られます。
(2015.8 長野県霧ヶ峰)

ヒメトラノオ-葉2

葉裏は白っぽく、脈上の毛が目立ちました。
(2015.8 長野県霧ヶ峰)

ヒメトラノオ-茎

茎には微細な毛が多く見られました。
(2015.8 長野県霧ヶ峰)