ヒナタイノコヅチ chyranthes bidentata var. tomentosa

2023.10.29 更新

ヒナタイノコヅチ

分類
ヒユ科 イノコヅチ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-9月 道ばた 荒れ地
地域
本州以南
特記
 -
特徴
陽の当たるちょつとしたところにでもよく見かける雑草。
丈は50-100cm、全体に短い毛が多い。葉は厚みがあって10-15cmの倒卵形で先は短く尖ります。
花は穂状花序に密に付き、苞は小型で膜質、卵状三角形。
葉の先が尖らないものをマルバイノコズチと呼びます。
異説
Achyranthes bidentata var. fauriei
備考
エングラー : ヒユ科
類似種
ヒカゲイノコヅチ : 茎が斜上気味に立ち上がり、葉は長楕円形~倒卵状長楕円形で薄い。
ハチジョウイノコヅチ : 海岸にあって茎や葉は無毛。
撮影地
2018.9 千葉市

ヒナタイノコヅチ

全体に毛が多く、葉の両面にもある。先端がツンと尖っています。 (2014.10 千葉市)

ヒナタイノコヅチ

花被は5枚。雄しべ5個。赤くて線形のものは小苞。 (2018.9 千葉市)

ヒナタイノコヅチ

果実は下を向く。 (2019.12 千葉市)

(虫こぶ) イノコズチクキマルズイフシ

ヒカゲイノコヅチ

茎の節にイノコズチウロコタマバエが寄生してできた虫こぶ。写真は葉が落ちてしまっている。ヒカゲイノコズチも同様の虫こぶができる。 (2023.10 千葉県四街道市)