ミゾイチゴツナギ Poa acroleuca var. acroleuca
タマミゾイチゴツナギ Poa acroleuca var. submoniliformis

2022.5.12 更新

ミゾイチゴツナギ

分類
イネ科 イチゴツナギ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-6月 林内
地域
全国
特記
 -
特徴
イチゴツナギに似ますが、茎が直立しない、花序の先がやや垂れる等の特徴があります。
丈は30-80cm、稈や葉はやや柔軟。
花序は10-20cmで先はやや垂れ、花序の軸や枝はざらつきます。小穂は3-5mmの卵形、淡緑色、小花は3-5個、第2苞穎に比して第1苞穎は短い。護穎には毛が多く見られます。
基部の節間が膨れるものは タマミゾイチゴツナギと呼ぶ。
備考
エングラー : イネ科
類似種
 
撮影地
千葉県佐倉市  千葉市

ミゾイチゴツナギ

節から2本ずつ枝を出し、それぞれ複数の小穂が付いていました。

ミゾイチゴツナギ

小穂に小花は3-5個、護穎の脈間に毛が見られます。


ミゾイチゴツナギ

小穂は卵形で3-5mm、第1苞穎より第2苞穎のほうが大きい。


タマミゾイチゴツナギ

葉舌はイチゴツナギより短い。


タマミゾイチゴツナギ var. submoniliformis

タマミゾイチゴツナギ

最下部の節間やその1つ上の節間などが球状に膨れるものは、タマミゾイチゴツナギと呼ぶ。