ムクゲチャヒキ Bromus commutatus


ムクゲチャヒキ

分類
イネ科 スズメノチャヒキ属
植生環境
開花時期
5-7月 港 道ばた
地域
外来種 (北アフリカ原産)
特記
 -
特徴
茎は叢生し、丈は0.5-1.2m、葉や鞘に軟毛が密に見られます。葉舌は1-3mm、膜質で先は歯牙状。
花序は円錐状で長さ10-25cm、花序の軸から1-6本輪生状に枝を出し、それぞれ1-4個の小穂を付けます。小穂はやや偏平な長楕円形、長さ10-25mm、6-10個の小花からなり、護穎は7-10mm、先端の2歯の間から5-10mmの芒が伸びます。内穎は護穎と同長。
備考
エングラー : イネ科
類似種
 
撮影地
千葉市

ムクゲチャヒキ

港湾施設内で見られたもの。花序の枝は小穂より長いので、小穂は密ではない。小穂はスズメノチャヒキよりずんぐりした印象でした。

ムクゲチャヒキ

写真の小穂の実測値(単位mm)は・・・小穂18.0、第1苞穎5.5、第2苞穎6.8 小花は8、第3~6小花護穎8.2-8.6、同芒8.1-9.9

ムクゲチャヒキ

葉には軟毛が見られましたが稈には見られなかった。葉舌は膜質で先は歯牙状。鞘にも毛が多い。